12 足首・膝?股関節?
ターン運動の主となる関節について考えてみました。当然膝、足首、股関節、肩関節をバランスよく使っていくのが定説ですね。
以前から気になっていたのですが、某スキー団体(S○J)の教育部と競技部、あるいはオーストリアの考え方が全然違うんです。具体的には教育部は低い関節(膝足首)をあまり使わない方向です。これに対して競技部やオーストリーは膝足首を主に使う方向のように私は理解しています。
以前(幼稚園ごろ)は膝足首を使わせる方向で教えていたのですが、 横に乗る縦に乗る に書いた7歳(小学校に入ったころ)あたりから低い関節をあまり意識させずに滑らせていました。(私が一応教育部の人間なので・・・写真1枚目)
@園部カップ
ユカリンやりゅうのじじやん(元世界選手権選手)からは 「ガキ最近下手になった・・・」と言われました。ユカリンのパパ(Rコーチ)やいろいろな人に意見を聞くと、子供に関してはどうやら教育部の言っていることが合わないようです。
3月の中旬から急ごしらえで低い関節を使わせるように意識させ始めました。(写真2枚目) 足首あたりの横の動きは幼稚園の頃にさんざん意識してやっていたのですぐに出来るようになります。
@かたしなJrカップ
変化は・・・エッジングの角度が鋭くなって、明らかに板が切れてきました。1枚目の写真と2,3枚目の写真(すねの角度)を比べるとわかりますが、板の角度が深くなっているので当然ですね。レーシングのコーチたちの評価もこちらの方がいいようです。
@アトミックキャンプ
問題はこういった滑りを練習の時にやらないことです。本番だけやろうと思っても出来るはず無いんですが・・・・大会終わったら元に戻ったようです。
ユカリンのパパが言っていました。子供はどれだけ多くの運動プログラムを持っているかで決まる!色々やらせるのが大事なようです。
2006.4.10追加
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